詩編31編2〜17節
主よ、御もとに身を寄せます。
とこしえに恥に落とすことなく
恵みの御業によってわたしを助けてください。
あなたの耳をわたしに傾け
急いでわたしを救い出してください。
砦の岩、城塞となってお救いください。
あなたはわたしの大岩、わたしの砦。
御名にふさわしく、わたしを守り導き
隠された網に落ちたわたしを引き出してください。あなたはわたしの砦。
まことの神、主よ、御手にわたしの霊をゆだねます。
わたしを贖ってください。
わたしは空しい偶像に頼る者を憎み
主に、信頼します。
慈しみをいただいて、わたしは喜び躍ります。
あなたはわたしの苦しみを御覧になり
わたしの魂の悩みを知ってくださいました。
わたしを敵の手に渡すことなく
わたしの足を広い所に立たせてくださいました。
主よ、憐れんでください
わたしは苦しんでいます。
目も、魂も、はらわたも
苦悩のゆえに衰えていきます。
命は嘆きのうちに
年月は呻きのうちに尽きていきます。
罪のゆえに力はうせ
骨は衰えていきます。
わたしの敵は皆、わたしを嘲り
隣人も、激しく嘲ります。
親しい人々はわたしを見て恐れを抱き
外で会えば避けて通ります。
人の心はわたしを死者のように葬り去り
壊れた器と見なします。
ひそかな声が周囲に聞こえ
脅かすものが取り囲んでいます。
人々がわたしに対して陰謀をめぐらし
命を奪おうとたくらんでいます。
主よ、わたしはなお、あなたに信頼し
「あなたこそわたしの神」と申します。
わたしにふさわしいときに、御手をもって
追い迫る者、敵の手から助け出してください。
あなたの僕に御顔の光を注ぎ
慈しみ深く、わたしをお救いください。
マタイによる福音書21章1〜11節
一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山沿いのベトファゲに来たとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、言われた。「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつないであり、一緒に子ろばのいるのが見つかる。それをほどいて、わたしのところに引いて来なさい。もし、だれかが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐ渡してくれる。」 それは、預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
「シオンの娘に告げよ。『見よ、お前の王がお前のところにおいでになる、柔和な方で、ろばに乗り、荷を負うろばの子、子ろばに乗って。』」
弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、ろばと子ろばを引いて来て、その上に服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。大勢の群衆が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は木の枝を切って道に敷いた。そして群衆は、イエスの前を行く者も後に従う者も叫んだ。
「ダビデの子にホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。いと高きところにホサナ。」
イエスがエルサレムに入られると、都中の者が、「いったい、これはどういう人だ」と言って騒いだ。そこで群衆は、「この方は、ガリラヤのナザレから出た預言者イエスだ」と言った。
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